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2018秋アニメの感想 [その他]

 今期のアニメをいくつか最終回まで見たので好きだった作品の感想を。

【アニマエール】
http://animayell.com/

 登場人物が増えて話が進んでいくにつれて、上り調子で面白くなっていった気がします。

 ところで実際はチアリーディング部ってどんなところなんでしょうかね?やっぱり運動部だしチアの練習は大変そうな気がします。ひづめの前のチームメイトとの関係が最終話のキモでしたし、人間関係だって円満なことばかりではないんでしょう。
 でも、そういうところは割とスマートに(というかあんまり描かず)楽しいところ可愛いところをすくい取って見せてくれる、自分好みのアニメでした。私は「安心して萌えに集中出来る」という言葉をよく使うんですけど、まさにそんな感じで毎週楽しみに見てました。

 あとどのキャラクターもみんなよかったです。ひづめだったらチアしてるときの笑顔(普段は眠そうなのに)とか、虎徹だったら名刀虎徹を振りかざすところ、宇希と花和だったらガチ百合なとこ……いや、想い人を大切に考える気持ちがいいですね。
 そしてなんといってもこはねは明るい性格でしょうか。サーバルちゃんの声があまりにもピッタリだったなと思います。

 しかし、自分にとってチアというのはCCさくらのさくらさん、シスプリの花穂ちゃんがやっていた、くらいの認知だったんですけど(あと『チア男子!!』は見てました)、ちょっと興味が出てきました。スポーツ中継とかで見る機会があれば注目して見てみようかなと思ってみたり。

【となりの吸血鬼さん】
http://kyuketsukisan-anime.com/
 
 ソフィーはもともとは人間だったようで、この作品だといったいどういうことが要因で人間は吸血鬼になるんですかね?たぶん作品の中で明言はされてなかったと思います。まあ一般的に考えるなら藤子・F・不二雄の『流血鬼』みたいに、血を吸われるとなるんでしょうかね。

 12話で血液が通販出来ず、現代の吸血鬼の生命線は意外と脆いことが判明します。血液が摂取出来ず辛そうなソフィーとエリーに対して灯は「私の血を飲んでよ…」と提案します。それを見て私はなんだかドキドキしちゃいました。灯はこのまま吸血鬼になってしまうんじゃないか…と思ったんです。
 人間から吸血鬼になった物語はだいたい悲劇です・・・いやあんまり見たこと無いけどそういうイメージです。例えばミリオンライブの『昏き星、遠い月』のラストはかなり後味の悪い物語でしたし。
 (まあもちろんソフィーは灯を大切に思い血を吸うことはありませんでしたが)

 『となりの吸血鬼さん』という作品は、あくまでもほのぼのとした日常系の作品ですけど、そういう危ういところというか、ブラックユーモアというか、「よくよく考えるとちょっと怖いね」と感じることがしばしばありました。そしてそれがこの作品の特徴というか、他の日常系作品とは違うアクセントになっていたなと思います。

 …しかしやっぱり似てますよね。『きんいろモザイク』に。キャラクターの外見も、作品のジャンルも、ちょっと上品な音楽も、制作会社も同じだし、なにより作品に流れる優しい雰囲気が似ているなと思います。そして私はどちらも好きな作品です。
 あと脚本はどちらも髙橋龍也さん担当ですね。髙橋さんといえば鬼をテーマにした『痕』がありますが、私は20年前にプレイしまして。長い年月を経てもなお同じ脚本家の作品にハマるってなかなか凄いことな気がしますね…。

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