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雑記 2021/05/16 [その他]

黒埼ちとせさんのソロ曲『Beat of the Night』の編曲がMANYOさんということで。
MANYOさんといえば、ニコマス的にはこちらの作詞作曲編曲をされた方ですね。

ハルカ 「瑠璃の鳥」


私的にはMANYOさんというお名前を聞くと懐かしい気持ちになります。

2000年頃私は同人音楽というジャンルにハマっていました。
同人音楽というのはその言葉が指す範囲が広くて一言では言えないのですが
コンシュマーゲームやエロゲーのBGMをアレンジした楽曲を作り
それをCDにしてコミケやM3などの同人即売会で配布する…。
という活動が当時の大きな勢力でありました。

その頃私はLeaf/Keyのエロゲーが好きで、その中に同人誌即売会をテーマにした
『こみっくパーティー』というゲームがありました。そしてそれに影響されて
私は即売会に行くようになります。そこで偶然出会ったのがMANYOさんのCDでした。

MANYOさんはLittle Wingというサークルで活動されており、
コミケなどの即売会や、あきばおーなどの同人ショップでCDを配布してました。
その活動初期の頃の2000年に発表した『CROSS』『かののね』『蒼天-soten-』
という3部作がありまして、特に私が思い入れのあるCDなんですよね。
『蒼天-soten-』なんかは20年経った今でも、毎冬に一度は必ず聞くほどだったり。

2021_05_16_01.jpg
※ちなみにジャケットはいただきじゃんがりあんRのOPムービーを手掛けたURAさんによるものです

今では音楽は配信で買うようになったり、断捨離をしてしまったりで
CDはもう殆ど手元に残っていないんですが、これらは手放せませんでした。

このCDはLeef/KeyなどのエロゲーのBGMをアレンジした楽曲を集めたものなんですが
元の楽曲を再構成して全く別なものに生まれ変わらせてしまったようでして、
当時の私はそのアレンジセンスに、それはもうかなりの衝撃を受けたんですよね。
それにスタジオミュージシャンを雇って録音してというスタイルも
DTM主流の同人音楽の中では珍しかったように思います。

なにより「CDにはコンセプトがあって、トラック順にはストーリーがある」という
まあ当たり前のことなんですが、それを私が初めて知る切っ掛けとなったCDなんです。
(それまでCDを買っても好きな曲だけ飛ばして聞くというリスニングスタイルでした…)

3部作を発表したその後のMANYOさんはエロゲーのBGMアレンジではなく、
オリジナルの楽曲をメインで活動するようになり、
同人だけでなく商業での活動を本格的に始めます。
2003年のKey作品『ソララド』に抜擢されたときは小躍りしたくなるほど嬉しいものでした。

その後私自身の興味の変化もあり、活動をちゃんと追っていた訳ではないんですが…。
時々アニメのOPとかでお見掛けして嬉しくなって…。
自分にとってはそういう一方的な思い入れのある作家さんです。


Leaf/Key作品が好きだったからMANYOさんの作品に出会って。
同じくLeaf/Key作品が切っ掛けでガテラー星人Pを知って、
そこからアイマスに出会うことが出来て。
そのアイマスでMANYOさんだったり、あるいはESTiさんとか霜月はるかさんとか
当時傾倒していた作家さんの作品に触れることがあって。
なんだか繋がってるなあって、しみじみと感慨深い気持ちになったそんなお話でした。

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