雑記 2021/09/05

はぁ…ロスですね…。きんモザロスです…。
http://www.kinmosa.com/



観ているとき後半からずっと
「あぁこの雰囲気、だんだんと終わりに向かっていってる…終わらないで…」って
思ってしまいましたし、エンドロールが開けて劇場が明るくなってからも
このまま帰りたくないなって、ちょっと思ってしまったんですよね。
あの世界のことが名残惜しくて淋しくて、喪失感でいっぱいでした。

きっとこの先もアリスと忍は仲良く一緒に暮らすのでしょうし、
母親と同じように恋バナしたり、結婚して家族が出来たりするんでしょう。
綾と陽子とカレンも楽しく学生生活を送るのでしょうし、
ときどき穂乃花や香奈とも会ったりするんでしょう。
この先もあの子達はあの物語の中で生き続ける、
自然とそう私の中で信じられる作品になりました。

でもそこに私は居ないんですよね…。いや元々居ないんですけど。

公式サイトには色んな漫画家さんからの応援コメントが寄せられているんですが
その中にある椋木ななつ先生からのメッセージがまさに今の私の気持ちなんですよね。

”アリスたちは次がはじまりますが、
我々が見守り続けられるのはここまでなんですね…”

やっぱり淋しいです…。


まあ、とはいっても映画の内容は本当にいいものだったんですけどね。
集大成に相応しい作品でした。大満足・大感謝です。
思えば2回もTVアニメ化されて、2回も映画上映されて、完結まで描かれる。
こんな幸せな作品ほんと数えるほどしかないと思います。
私も出会えて幸せだったと思える作品でした。

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あとは最後に個人的なことなんですが。

アリス達が住んでいた町は、TVアニメだと千葉県佐倉市の臼井というところが、
そして高校は習志野市の実籾が舞台になっています（明言はされていませんが）

実は私も高校生の頃は佐倉市に住んでいて習志野市に通っていました。
だから作中ではポツポツと知ってるシーンが出てくるんですよね。津田沼とか。
私の学生時代が彼女たちとリンクしているように思えて、
それで個人的に特に思い入れのある作品になったんですよね。



この間実家に行ったときついでに駅前に寄ったんですが、
彼女たちが学校や遊びに行くときに待ち合わせしたこの場所も
いくら待ったってもう卒業した彼女たちが現れることはないんですよね…。
なんだかまたちょっと淋しく胸がキュっとなってしまいました。